大山各地区の神社
高蔵神社を中心として、毎年8月7日に大山地区で例大祭りが行われます。昔は、7月7日でしたが、戦争が始まった日のために8月に変更になりました。各神社でも、それに合わせて祭典(神主さんを中心にお祝いをする)をし、かぐらを舞い、みこしを出し夜は青年会の人が中心になり「屋台」をだします。

各神社ではお祭りの他、感謝祭(豊作に感謝する)祈年祭(一年の安全を祈る)等の行事が行われますが、それらの行事は「神社総代人」という役の人と区の役員が計画して行われます。

八幡神社(平塚地区)
名称: 八幡神社(通称 八幡様)
鎮座地: 千葉県鴨川市平塚1539番地
祭神: 誉田別命(ほんだわけのみこと)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
例祭日: 8月7日
主要建物: 本殿・瓦葺入母屋造2坪、幣殿・瓦葺流造1.6坪、拝殿・瓦葺入母屋造9坪
境内坪数: 140坪
氏子: 171戸
由緒沿革: 文化2年(1802年)、宇佐八幡を勧請。社殿を高台に建立し、山林・農産の守護神として氏子の敬神の念が厚い。特に祈雨祭等には、稀に見る大太鼓を打ち鳴らし、降雨満願には神輿宮立を担ぎ、焚き出し等盛大に行う。昭和3年に神殿、拝殿ともに新築し、昭和49年に屋根瓦に改修。
神事と芸能: 神楽獅子舞
八雲神社(金束地区)
名称: 八雲神社(通称 天王様)
鎮座地: 千葉県鴨川市金束320番地
祭神: 素盞鳴尊(すさのおのみこと)
例祭日: 8月7日
主要建物: 本殿・瓦葺神明造2坪、幣殿・瓦葺流造3坪、拝殿・瓦葺流造19坪
境内坪数: 125坪
氏子: 132戸
由緒沿革: 創建などの詳細は不明だが、棟札によれば、永泉院を別当として寛政2年(1792年)6月7日金束村名主福原平右衛門により本殿が建立された。文化4年5月に再興、続いて文政6年同名主により再建され、以後約160年間小修理、屋根替え等を行い維持、明治25年大鳥居を建立、昭和20年鳥居を修理。地すべり地帯のため昭和58年に工事、同年10月社殿を改築。区民氏子の敬神の念深く、氏子として崇敬を集めている。
神事と芸能: 大太鼓、神楽
TOPIC ■八幡神社の鳥居について

昭和49年に新しい鳥居に造り替えた。
平成11年7月、鳥居右側(後部柱及びヌキ)の痛みがひどく補修工事をする。工事終了後、鳥居全部のペンキ塗り替えをする。

■八幡神社裏参道の開設について

平成11年7月、区内小原修身氏所有の土地につき、話し合いの上開設した。
平成12年12月、小原修身氏寄付により、平塚字杉の木880-2番地(148平方メートル)の名義を変更登記。
平成13年6月、裏参道コンクリート舗装工事終了す。

諏訪神社(古畑地区)
名称: 諏訪神社(通称 御諏訪様)
鎮座地: 千葉県鴨川市古畑533番地
祭神: 武御名方主尊(たけみなかたぬしのみこと)
例祭日: 8月7日
主要建物: 本殿・鉄板葺神明造2坪、幣殿・鉄板葺流造1.5坪、拝殿・萱葺流造10坪、社務所・瓦葺木造29坪
境内坪数: 220坪
氏子: 50戸
由緒沿革: 仁平3年(1154年)、古畑・奈良林両村が三島神社を両地区中央に祭祀したが、石高、境界争いがあって古畑村は分離した。時の古畑村の名主佐久間弥五右衛門は村民と計り、古畑村中央に鎮座する。文化10年(1814年)6月29日当区高梨和夫翁の祖先勧請の諏訪社を祭神とし、社殿、大鳥居を建立、また一番型神輿なども作った。当時わずか35戸の古畑村だったが、神輿が村内を巡幸し盛大な祝を施行したという。故竹沢太一代議士により水田一反三畝寄進されている。
神事と芸能: 神楽獅子舞
三島神社(奈良林地区)
名称: 三島神社
鎮座地: 千葉県鴨川市奈良林336番地
祭神: 溝咋姫尊(みぞくいひめのみこと)
例祭日: 8月7日
主要建物: 本殿・鉄板葺神明造10.5坪、幣殿・鉄板葺流造2.5坪、拝殿・同7坪
境内坪数: 55坪
氏子: 50戸
由緒沿革: 藤原後期仁平3年(1154年)、古畑村・奈良林村の氏神として祭祀される。その後、両村の代官が異なることから石高、境界争いとなり元治元年古畑村が分離す。昭和3年1月9日供進神社に指定される。内陣の厨子は総欅(けやき)造、屋根はそげ葺、元和8年(1623年)完成。昭和47年5月15・6両日の台風による豪雨のため裏山が2方面より崩れ社殿に被害を受けたが、同52年3月再建す。
神事と芸能: 神楽獅子舞
八幡神社(佐野地区)
名称: 八幡神社(通称 八幡様)
鎮座地: 千葉県鴨川市佐野174番地
祭神: 誉田別尊(ほんだわけのみこと)
例祭日: 8月7日
主要建物: 本殿・鉄板葺神明造3坪、幣殿・鉄板葺流造2坪、拝殿・同7.9坪
境内坪数: 44坪
氏子: 28戸
由緒沿革: 寛政年間(1800年頃)、開拓の祖神として宇佐八幡の神霊を勧請。氏子はわずかだが、崇敬の念が厚い。昭和15年4月、本殿改築に際し、境内にそびえる老松を台風等を考慮して伐採したところ、年輪500余年を経ていた。一番型神輿が在り、合同祭典は盛大に執行される。
日枝神社(釜沼地区)
名称: 日枝神社(通称 お三王様)
鎮座地: 千葉県鴨川市釜沼1000番地
祭神: 大山祗命(おおやまつみのみこと)
例祭日: 8月7日
主要建物: 本殿・鉄板葺流造4坪、拝殿・同8坪
境内坪数: 55坪
氏子: 58戸
由緒沿革: 延徳3年正月15日産土大神として創立。
神事と芸能: 神楽獅子舞

参考資料: